3月16日

卒業おめでとう!

 卒業式を終え、だれもいなくなった6年生の教室に行ってみました。それぞれの学級の最後の授業の雰囲気が残る教室に、まだ子どもたちの笑い声がこだましていました。ああ、卒業したんだなあ。校長の私ですらそう思うので、学級担任はさぞかし放心状態だろうなあ。

 卒業式後、ある保護者の方に、「先生って、いい仕事ですね。」と言われました。ありがたい言葉をいただいたなあと思います。

 今日は、卒業生に、家に帰ったら、卒業証書といっしょに、ご家族に「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう、と言いました。ちゃんとできたでしょうか?

 6年生の保護者の皆様。長い間、本校の教育活動にご理解とご支援いただきまして、本当にありがとうございました。

3月3日

無理なくやってみよう!

 今年度最後のPTA役員会・理事会でした。

 月に1度のこの会合。本当に、私も毎回楽しみに出席しています。

 なぜなら、とっても話しやすい雰囲気だからです。ただただ、会長さんをはじめ、役員の皆様、理事の皆様に感謝です。その時々の議題に対して、いろいろな意見が出され、どの意見も尊重し合う雰囲気が本当に私は好きでした。私も、学校の立場から発言しますし、そのことをしっかりと受け止めていただいた上で、さらにご意見をいただき、とても建設的な話し合いができたと思っています。

 3日の理事会では、役員の皆さんが、事前に考えに考えられた議題について話し合いました。「くじ」などで係を決めることについて、委員長の人数、委員会の運営の在り方、どの話題も、これからのPTA活動のあり方を問い直す話し合いでした。賛否両論、多様な発言があり、でも、互いの意見を尊重し合う雰囲気。意見の対立が人間の対立にならない雰囲気。

 話し合いは多岐にわたりましたが、あとで振り返ってみれば、「どうすれば無理なくPTA活動を運営できるか」というテーマについての議論だったように思います。「無理なくやってみよう! 子どものためできることを!」というマインドの共有。役員の皆さんは、知恵をしぼってくださっています。保護者の皆様の、あたたかいご理解とご支援をよろしくお願いします。

3月2日

「ありがとう」って伝えたくて~

お知らせ

 明日(3日)の学級懇談会の時間帯に、今日のVTRを流します。

 上映 5時間目、6時間目

 ・図工室(中校舎2F 職員室横)・児童室(北校舎2F)

 今日は、6年生を送る会でした。各学年の出し物(録画)を、教室で見ます。それぞれの学年で工夫を凝らしたVTRに、私はただただ見入ってしまいました。よく、結婚式などでムービーが流されますが、BGMに乗って子どもたちが感謝の言葉が、感謝の心が、私の心に思いっきり響きました。

 

2月15日

PCを使いこなして話し合う

 6年生の国語「海の命」の授業。

 びっくりしたことが2つありました。

 ●びっくり1 子どもたちがPCを使って話し合っていた

 これまでの授業は、

 ①「~について考えたことをノートに書いてごらん」②書いたことを発表してみよう。③友だちと話し合ってみよう。

 これからの授業は、

 ①「~について考えたことを、PCに書いてみよう」※この時点で、班のみんなが書いたことが読める!②友だちと話し合ってみよう。

 子どもたちが、ほんとにいきいき話しているのは、友だちの考えがリアルタイムに分かるからです。今の子どもたちは、チャットやラインなど、リアルタイムで考えを共有することに慣れているんでしょうね。話し合っている姿が実にいきいきしていました。

 ●びっくり2 発言が長い

 班で話し合った後、テーマを決めて学級全体の話し合いになりました。ストップウォッチで計ってみました。先生は一切発言せず、子どもたちの発言が17分間続きました。一番長い話をした子は、90秒話しました。しかも、全員、ノートを見ずに、いきいきと話しました。

 最後に、子どもたちにこんな話をしました。

 今日は、とてもいい授業を見せてくれてありがとう。とてもビックリしたのは、みんなが自分の言葉で話しているということ。しかも、いきいきと話していますね。おどろきました。

 校長先生は、なんでそんなことができるのかなあ、とずっと考えながら見ていました。たぶん、聴き方がいいんでしょうね。話す人を見て、全員が「この子の考えを分かりたい」と思いながら聴いている。そんな聞き手がいるから、自分の言葉でいきいき話すことができるんだなあ。そう思いました。

 でも、どうしてみんなは、こんなに一生懸命、相手を見て話を聞くんだろう? 不思議に思いました。 そうか! みんなが一生懸命、相手を見て聴くのは、話す人が自分の言葉で話すからだ! まてよ、でも、どうしてみんなは自分の言葉で話すことができるんだろう? そうか、みんなが「分かりたい」と思って聴くからかあ。 まてよ、でも、どうしてみんなは自分の言葉で話すことができるんだろう? そうか、みんなが「分かりたい」と思って聴くからかあ。まてよ、でも、どうしてみんなは自分の言葉で話すことができんだろう? そうか、みんなが「分かりたい」と思って聴くからかあ。・・・このループを5回くらい繰り返したところ、子どもたちから笑い声が起きました。

 自分を大切にすること 周りを大切にすること どっちも相乗効果で伸びていく。

 そんな授業をつくりたいものです。

 卒業間際の6年生のいい授業、なかなかのものでしたよ。

2月14日

最後のブロック縦割り集会

  最後の縦割りブロック集会をブロックごとに行いました。久しぶりに、ブロック(約200人)の子どもたちが、1年生から6年生までそろいました。今回の縦割り集会は、5年生が企画しました。「だれとでも仲良くなるゲーム」は、ホイッスルの音の数と同じ人数で集まるルールです。「ピッ、ピッ、ピッ」と3回鳴ったら3人組をつくります。簡単なようですが、けっこう子どもたちは苦戦していました。「3人組をつくろうとするけど2人組が2つできて見つめ合って動けない・・・」「6人いて3人組を2つつくればいいのに2人組が3つできて動けない・・・」そんな子どもたちがたくさんいました。また、司会の5年生が「ちがう学年の人となってください」「男子だけ、女子だけはやめてください」という注文をするのですが、その都度、「だれが動く?」となって動けない・・・。簡単なゲームのはずなのに、意外と難しいんですね。その中で、「わたしが動くよ」と言って一人で動いて調整役になったり、「ぼくとなろうよ」と一人の子を誘ったりなど、「いつもの仲良し友だち」からパッと1人で動くことできる、そんな力を試しているゲームなんだと思いました。なぜなら、「だれとでも仲良くなるゲーム」ですから。
 ゲームの後、6年生にお礼を言う時間。パッとたくさんの子が手を挙げました。指名された子の心のこもったスピーチ。「6年生のおかげで、本当に楽しかったです。ぼくがこけたとき、やさしく助けてくれてありがとうございました。中学校に行ってもがんばってください。」みんなの心があったかくなりました。そして、そんな集会をつくってくれた5年生に拍手です。

2月7日

こんな時間が学校にあるんだ

 これは、フラワーアレンジメントクラブの子どもの作品です。

 小学校のクラブ活動は、年間10回の、4~6年生の児童で編成される活動です。・サッカー ・卓球などのスポーツ系 ・イラスト ・囲碁などの文化系など、全部で16のクラブがあります。

 その中で、いくつかのクラブは、地域の方がゲスト・ティーチャーとして活動をつくってくださっています。フラワーアレンジメントクラブもその中の一つです。

 写真を見て下さい。こんな心が洗われるような作品が。ゲスト・ティーチャーの先生が、全員分の生花を買ってくださり、子どもたちは自分が気に入った花を選び、アレンジしています。材料となる花の種類も多く、たくさんあるので、子どもたちが創りあげる作品は、全部一人一人ちがったものになります。まさに、世界に一つだけの花って感じで、どの子の作品もちがっていて、個性があって・・・。

 これは、学校の先生ではできません。こんな時間が、学校にあるんだあと、癒やされる時間でした。

2月6日

体育のお兄さん先生

 体育のスペシャルティーチャーが、毎週月曜日に西国分小学校に来てくださっています。晴れた日は、5年生の体育。雨の日は、体育館での体育のお手伝い。若い二人のお兄さん先生は、子どもたちに大人気です。

 5年生は、幅跳びをおしえてもらっています。なんと、お兄さん先生の記録は7mです。走るのも、速い速い。子どもたちも先生たちも「うわ~」と思わずびっくり。

 少しでも運動の楽しさを伝えたい、という二人のお兄さん先生。

 これからもよろしくお願いします。

1月27日

給食ラリー

 雪で運動場はぬかるんでいます。外で遊べない子どもたち。おや、子どもたちが廊下に集まって、とても楽しそうです。子どもたちの視線の先には、給食委員会の子どもたちがつくった「給食ラリー」。校内のいくつかの掲示版に、写真のようなクイズを貼り、解答用紙を配り、1~2年生の子たちは大喜びでした。あっちにも問題があった! と 楽しい休み時間でしたね。

1月26日

子どもは風の子

 25日は、寒波到来。登校時刻を2時間ずらしました。

 写真は、25日午前8時の運動場です。雪が積もっているというよりは、地面が凍っているという感じでした。いくつか、いつもとちがったことを書きたいと思います。

・門が開かない! ガラガラガラと引き戸の要領で門の開閉を行いますが、なんと門の車輪が凍って動きません。お湯をかけましたが、こんなに溶けないんだ・・・びっくりしました。やかんに熱湯3回で、やっと開きました。こんな話を、子どもたちにしてあげたいなあ。

・手に氷を持った子、雪だるまを持った子が登校してくる! 「先生、水たまりが凍ってたよ!」と、手に大きな氷を持ったまま登校してくる子がいました。10時過ぎになっても、子どもが手に持っても、ぜんぜん溶けない氷。貴重な体験です。

1月20日

やってみたいこと

 3年生の学級会の黒板です。

 クラスで「お正月大会」をすることになり、何をするか決める学級会です。

・こま

・たこあげ

・ふくわらい

・だるまおとし

・かるた

 この中から2つを決めようという話し合いでした。よ~く聞いていると、自分たちで作るところから始めるということが、子どもたちの発言から分かりました。

 「かるたは、自分の好きな絵がかけるから楽しい」「たこは、つくるのが難しいんじゃない」「ふくわらいは、笑えるからいいと思う」「でも、笑われたらいやな気持ちになるかも」

 などなど、実に活発な話し合いで、思わず聞き入りました。

1月18日

調理クラブ

 調理クラブの先生が、クラブの前々日の夜、とっても悩んでいました。それは、材料の買い出しをして、当日学級閉鎖が出て、調理ができなくなったらどうしよう・・・、というもの。こればかりは、予想できないので、買い出しをしましょう、ということで準備を進めました。担当の先生は、前日に、4~6年生の調理クラブの準備を終えました。

 当日の家庭科室。自分たちがつくったロールサンドを、静かに食べました。

 その様子を先生がビデオに撮り、来年の新4年生に向けての調理クラブの紹介VTRとなります。食べている子どもたちのうれしいそうな表情が、ほんとうに輝いていて、これは来年、調理クラブの競争率高くなるなあ。

1月17日

しまった・・・

 1月17日は、28年前、阪神・淡路大震災が起こった日です。それ以降、多くの小学校で、この日に、地震の避難訓練が計画されてきました。

 本校でも実施しました。最初に、テレビ放送で、地震が起こったときにどうするか、緊急地震速報についてなど、全校一斉に学習しました。テレビ放送が終わり、避難訓練の開始です。緊急地震速報を放送で流し、一斉に机の下にかくれる練習をしました。その後、避難経路を通って運動場に集合です。避難訓練ですから、先生たちも訓練です。子どもたちの人数確認、トイレ確認などを終え、その報告が次々に教頭先生に入ります。避難開始から約6分30秒後、全員無事避難が確認できました。

 ところが、その中で、とっても楽しそうに集まってきた子どもたちがいたのです。笑顔で、おしゃべりしながら、ときどき笑い声が聞こえてきました。先生たちも、「静かに!」と子どもたちに声をかけています。さすが上級生は整然と集合し、頭を守るような姿勢で歩いている子もいて、とても落ち着いた避難訓練ができていました。

 そこで、校長先生のお話。

「避難訓練は、何のためにするのですか? そうです。『命を守る』ためにするんですね。でも、今日の訓練では、残念なことに、友だちとおしゃべりしながらここまで来た人がたくさんいましたよ。本当に地震が起こったら・・・という気持ちでやらないと、命を守る練習になりません。」

 ここまで話して、「しまった!」と思いました。なぜなら、多くの子にとって、他の学年の子どもたちと運動場に集まる体験が、運動会の時期だけだったので、きっと、避難訓練のことよりも、みんなが集まることがとても楽しいことに思えたんだろう、という考えが頭によぎったからです。ましてや、1~2年生は無理もない・・・叱る方がおかしい。日ごろの教室での落ち着いた学習ぶりを思い起こし、ますますしまった!と思いました。そこで、話を、

「次の避難訓練は、春です。『お・は・し・も』(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)を、次の訓練はきっとできると思います。」

 と、口調も明るくし、苦しいながら話の軌道修正し、話題を次に移しました。

 訓練が終わり、落ち着いた態度で教室に戻る子どもたちの後ろ姿に謝りながら思いました。集まったり、手をつないだり、大きな声を出したり、そんなこれまでできなかった活動を、どう再編成しつくっていくか。大きな宿題だなあ。そう思いました。

1月10日

桜は枯れてしまったの?

 あけましておめでとうございます。

 子どもたちが、元気に登校してきました。どことなく、表情も明るく、3学期もがんばろう、という気持ちが伝わってきました。

 始業式では、そんな気持ちを新たにしている子どもたちに、次のような問いかけをしました。

「校庭の桜の木は、花も葉もないけど、枯れているのかな?」

 そして、全校放送で次の話をしました。

 全校のみなさん。おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。
 令和5年、2023年になりましたね。

 ところで、1年の始まりは1月なのに、どうして学年の始まりは4月なんでしょうね。新しい年が始まったのに、日本の学校は、なぜ、4月まで学年が変わらないのでしょうか。今日は、それがなぜかをお話します。

 この写真を見てください。
 これは、4月の玄関前の桜の木です。きれいな花が咲いています。
 そして、これが5月。緑の葉っぱがとても美しいですね。
 
 さて、1月の桜の木を見てみましょう。
 あれ、花も散り、葉っぱも落ち、どうしてしまったのでしょう。
 枯れてしまったのでしょうか。

 そこで、少し近づいてみます。よく見ると桜の枝の先に、何かついています。もっと近づいてみます。これが何か分かりますか。そう、これは、桜の芽です。この小さな芽の中に、花びらと葉っぱが小さくなってつまっているのです。桜の木は枯れているのではありません。春になって、美しく咲くための準備をしているのですね。

 みなさんの学校生活も同じです。新しい年になっての3ヶ月間は、4月に次の学年にあがるための準備の時間です。

 1年生のみなさん。1年生のみなさんは、4月になったら、みんな2年生になりますね。新しい1年生が入学してきますので、4月からはおにいさん、おねえさんです。ですから、おにいさん、おねえさんとして、学校のことをおしえてあげることができるようになりましょうね。

 2年生のみなさん。4月からは3年生です。3年生は中学年です。みなさんには、あたりまえのことをできるようになって、中学年になってほしいと思います。時間を守る、そうじをする、かたづけをする、ぜ~んぶあたりまえのことですね。これができるようになったらりっぱな3年生になれますよ。がんばってください。

 3年生のみなさん。4月からは上学年です。3年生までは、先生から言われてからしかできなかったことも、4年生は、自分で、自分たちでできるようになります。たとえば、そうじの仕方を、先生から言われる前に自分たちで工夫したり、勉強も、自分で考えて自学をしたりなど、自分の工夫、自分たちの工夫ができるようになりましょうね。

 4年生のみなさん。4月からは高学年です。高学年は、友だちと協力して学習したり、仕事をしたりする時間が、ぐんと増えます。ですから、友だちとねばり強く話し合うことがとても大切になってきます。係活動や学級のことで、自分のことだけでなく、みんなのことを考えて、友だちとたくさん話し合ってください。

 5年生のみなさん。4月からは、最上級生ですね。いよいよ、西国分小学校のリーダーです。すでにみなさんは、何が正しくて何が正しくないか、しっかり分かっています。ですから、よく考えて、正しいと考えたことを行動に移しましょう。4月から、学校のリーダーとしての活躍を期待しています。

 6年生のみなさん。4月からは、中学生ですね。みなさんにとって、小学校生活は残り47日です。有終の美という言葉を知っていますか。笑顔で卒業すること、この学校でよかった、このクラスでよかった、と思いながら卒業すること。そのために、残り3ヶ月、友だちを大切に過ごしてください。応援しています。

 このように、3学期は、新しい学年に上がるための準備期間です。
 そして、4月には、それぞれ立派に進級、進学できるようにがんばりましょう。
 

12月26日

後記

 コロナ禍で「行事や参観の機会が減り、学校の様子がなかかか分からない」という声にお応えして、できるだけリアルタイムに、学校の様子をお届けできたら、という思いから「School Diary」を更新してきました。

 思いの外多くの保護者の皆様が読んでくださっていて、学校の日常感を少しでもお伝えできれば・・・とがんばったつもりです。

 教室は、35人の子どもたちが1人の先生といっしょに勉強をする場所です。先生は、毎日の授業を「どうやったら35人の子どもたちの興味・関心を高めながら教えることができるか」について本当に苦心しながら準備をしています。そのことが少しでも伝われば、と思っています。

  

12月23日

終業式

 終業式で、次のような話をしました。

おはようございます。

 今日で2学期が終わります。たくさんの学習や行事が盛りだくさんで、みなさんのがんばっている姿をたくさん見ることができ、本当にがんばった2学期だったと思います。2学期を終えるにあたって、しめくくりのお話をします。

 校長先生がとてもうれしかったお話です。

 12月に入って、地域の人から、何回も「西国分小学校の子どもたちはすばらしいですねえ」という電話がかかってきています。その中から2つ紹介します。
 一昨日、こんな電話がかかってきました。「以前と比べると学校の行き帰りに、あいさつをしっかりしてくれます。」校長先生はとてもうれしい気持ちになりました。これからも、先生や友だち、地域の人に、元気にあいさつしてくださいね。昨日かかってきた電話です。夕方、地域の人が、急に具合が悪くなって、道路で倒れてしまったそうです。そこにいた、西国分小学校の子どもが、「だいじょうぶですか」と声をかけ、助けをよんでくれ、本当に助かったという感謝の電話が学校にかかってきました。困っている人を助けること、心がやさしい証拠です。
 12月に入り、地域の方から、このように、みんなのことをほめてくださる電話がかかるようになりました。本当にうれしいです。きっと、みなさんが、この2学期に大きく成長できたからだと思います。

 次のお話です。この写真を見てください。
 これは、サッカーワールドカップ、スペイン戦で三苫選手がラインぎりぎりでボールをけっている写真です。ほんとうにぎりぎり、あと1mmで、ラインから出てしまう、そんなぎりぎりまでボールを必死に追いかけて、そして追いつき、その結果日本チームの勝利につながったシーンです。三苫選手は、「この4年間の努力が、すべてこの1mmにつまっている」と言っています。この話を聞いて、校長先生は、「がんばることの大切さ」を改めて感じました。みなさんも、2学期が終わる今日、この4ヶ月のがんばりを振り返り、ここが伸びたな、ここが成長したなというということがあると思います。それは、この写真の1mmのように、よ~く見ないと、よ~く考えないと分からないことかもしれません。2学期にがんばったこと、2学期にのびたこと、2学期にできるようになったこと、どんな小さなことでもいいですよ。しっかり見つけてくださいね。

 これで、校長先生のお話を終わります。次に会うのは、2023年、令和5年です。よいお年を迎えください。

 このあと、生徒指導担当の先生のお話を聞き、終業式が終わりました。

 続いて、教室での各担任の先生との時間です。どの教室でも、一人一人のがんばり、学級みんなでのがんばりの振り返りができていたようです。

12月22日

大そうじに思う

 私の「大そうじ」の受け持ち場所は、校長室と玄関前廊下です。6年生の子どもたちが担当です。

 この日も、6年生はし~っかりがんばってくれました。おかげで、廊下も玄関もピカピカです。

 学期に1度の「大そうじ」は、いつもはやらない所を磨いたり、ワックスがけをしたりなど、たっぷり時間をかけてきれいにします。私は、担当の6年生の手際がよいので、簡単な指示だけして、5年生と6年生の担当箇所を全て回りました。

 そして、ほんとうに感心しました。

 もくもくと「ひざをついてぞうきんがけ」をしている子。ほうきで「すみずみを掃い」ている子。日ごろはしないよごれがひどい所を整理整頓している子。

 そんな子が本当にたくさんいて、学校がとてもきれいになりました。

 ワールドカップなどで、日本人のサポーターがスタジアムをそうじしたり、選手がロッカールームの片づけをしたりなど、海外の賞賛を集めることがありますね。外国では、そうじは子どもはしないそうです。日本の学校の子どもは、毎日そうじをして、ときどき大そうじをします。「大そうじ」で、いきいきそうじをしている子どもたちを見て、このメンタリティーってますますこれから大切になるなあって思いました。

12月15日

体のための赤・黄・緑

 「野菜を食べる」ことって、健やかな体をつくるために、とっても大切なことです。また、子どものころの食生活は、これから長い人生の中で、その人の基盤となります。「野菜大好き!」という子もいますが、どちらかというと少数派ですね・・・。

 にんじん、きのこ、ほうれんそうなど。

 緑レンジャーの大切さ。バランスよく食べる大切さ。みんなで教えていきたいですね。

12月13日

太陽の光のあたたかさ

 3年生の理科「太陽の光」の学習です。

 先生が、理科室から、たくさんの鏡を持ってきて、子どもたちに1つずつ配っています。子どもたちは、校舎の日なたと日かげの境目で、日光を校舎に反射させて歓声をあげています。

 さて、理科の実験が始まりました。

 ①鏡で日光を当てたところは、温度がどうなるのか?

 ②2枚、3枚と反射させた光を集中させると、温度はどうなるのか?

 子どもたちは、友だちと協力して、日光を反射させ、光を集めていましたよ。

12月8日

古い水道管が、夜に・・・

 18:30。〇〇先生から、写真①「家庭科室の天井から雨漏りがしています。」とのお知らせ。真上の理科室に行ってみると、理科室の水道管のサビの部分から、ポタポタポタポタとかなりの水漏れを発見。数時間経過しているのか、あたりの床は水浸し。

 とりあえず、床をそうじし、「困ったなあ・・・」と思っていると、先生たちは、あっという間に写真②のように、理科の実験道具の雨どいを使って応急処置をしてくれました。

 まるでピタゴラスイッチのような応急処置が終わると、〇〇先生が、何を思いついたのか、理科室のメスシリンダーとストップウォッチを持ってきました。それを見た先生たちは「あ~ね。」私は???。

 よーい、はじめ。1分間でどれくらいの水が漏れているかを量っているようです。次に、水を貯めておく衣装ケースのサイズを調べて、「これ、算数でやろう! 楽しみ~♪」と話が盛り上がり始めました。

 問題 理科室の水道管から1分間に200mLの水が漏れています。(実話)先生たちは午後7時に応急処置をしました。この衣装ケースが水でいっぱいになりあふれ始めるのは、何時ごろでしょうか?

 学校の施設って、みんなの物だから、水漏れすると理科の実験ができないし、家庭科室も使えなくなります。カギが壊れた、トイレがつまった、窓が閉まらない、板が割れている、などなどなど。そのたびに応急処置をしています。こうやって、楽しみながらの応急処置もいいなあ、と思いました。

 追:市役所から、遅い時間にもかかわらず、すぐに駆けつけて修理してくださいました。ありがとうございました。

12月7日

りんご

 青森県のりんご農家の皆さんから、全児童にりんごのプレゼント。

「青森のりんごをいつも食べてくださってありがとう」という思いがこもったりんごです。りんご箱が25箱届き、仮置き場の視聴覚室は、フルーティーなりんごの香りいっぱいでした。

 金曜日までのどこかで、持ち帰ります。生産者の方の思いに感謝しながら食べてくださいね。

12月6日

「とける」ってなあに?

 食塩をビーカーに入れ、水を注ぎ、かき混ぜます。

 食塩は見えなくなります。これを「とける」と言います。

 さらに、ビーカーに食塩を入れます。

 すると、どこかで、とけきれず、ビーカーの底に食塩が残ります。

 そこで、先生が、「とけ残った食塩を、全てとかすにはどうしたらいいでしょう。」ということで、おもむろに、お湯が入ったカップを子どもたちにわたしました。

 湯であたためると、食塩は全てとけました。

「食塩は、あたためると、とける量が増える」ことが分かりました。

 では、他の物はどうでしょう。砂糖は? ホウ酸は? ミョウバンは?

 5年生の理科。実験結果から、分かったことと次の実験の課題が出てきていますね。Good!

12月5日

「物の大切さ」を教えたい

 先日、アフリカのナイロビ日本人学校で勤める先生とお話する機会がありました。そして、日本の子どもたちに「物の大切さ」を教えることの難しさを感じました。

 写真は、本校の「落とし物置き場」です。ハンカチから上着まで、いろいろな落とし物が山積みです。

 鉛筆一本、消しゴム一個、みんなが持ち物には「おうちの人の願いがこもってるんだよ。」と話し、自分の物も、友だちの物も大切にする心を育てたいと思います。

 学校では、「くつをそろえる」が12月のめあてです。ぜひ、ご家庭でも、帰宅したら「くつをそろえる」を実践してください。すると、学校でも家でも「くつをそろえようね」と、効果2倍!になると思います。

12月2日

大人の階段のぼる~♪

 思春期にさしかかった6年生の子どもたちと、保護者に、熊丸みつ子先生の講演会が行われました。

 「ぼくは(わたしは)・・・。」という意識が強くなる子どもたち。

一方で、「だいじょうぶかな」と不安が募る保護者。

 子どもが小さい頃はなかった、親子の気持ちのすれちがい・・・。 でも、それは、成長の証です。「順調よ!」という先生の言葉に、子どもも大人も、心があたたかくなりました。

 60分の講話が、あっという間でした。笑いあり、涙あり。

 企画をしてくださった、PTA6学年委員の皆様、ありがとうございました。

※子どもの感想※

・自分は「3億分の1」の大切な命ということが分かり、自分の命が大切に思えました。

・「人は、もらったものしか出せない」という言葉が心に残りました。今日は、父に大きな声で「おかえり」と言いたいです。

・「自分はだめだ」と思うことが何度かありました。でも、今日の話を聞いて、お母さんが命をかけて産んでくれたこと、奇跡だということを知り、とても感動しました。

 子どもと保護者の感想、全て読みました。改めて、心に響くお話だったことがよく分かりました。

 

11月30日

おいしいみそ汁って?

 先生が、おもむろに、「今日は、みそ汁の飲み比べをします。」と子どもたちに告げ、全員にA,B,Cの3つのコップを配りました。中には、なんとみそ汁が。

 「どのみそ汁がおいしいでしょう?」

 子どもたちは、興味津々。

 出汁が「ある」「なし」と、そのちがいについて、子どもたちは一生懸命考えていました!

11月21日

版画

 図工室が賑わっています。版画を刷る学年が多いからです。

 図工の時間は、子どもたちは大好きです。

 私は、子どもの頃、図工が苦手でした。かなり不器用で絵を描くとグシャッってなるし、版画も細かい作業が苦手だし・・・。

 でも、今の図工はちがいます。

 一人一人の表したい感じを大切にするからです。

 「上手」「下手」ではなく、表したいことが「ある」「ない」が大切。

 今の図工なら、私も好きになれたと思います。

11月19日

校区文化祭

19日(土)の校区文化祭には、6年生が、お菓子店とゲームコーナーを出店しました。文化祭に来られた地域の方々に喜んでもらおうと、朝から蒸しケーキやクッキーを作って販売したり、手作り射的やボーリングなどで楽しんでもらったり、実に手際よく活動しました。このほかにも、4年生の絵手紙や、文化委員会の子どもたちが募集した「ありがとうの絵はがき」などが展示されました。子ども達は地域の方からお褒めの言葉をいただき、達成感を味わうことができました。これからも、地域行事に参加する活動を通して、たくさんの地域の皆さんとの出会い、地域への愛着を深めてくれたらと思います。

11月16日

目的に応じて読む

 3年生の教室の横の廊下に、期間限定の移動式本棚が登場しました。

 これは、国語「すがたを変える大豆」の学習で学んだことを生かして、大豆のほかにも「姿を変える食物」について調べてみようということで、子どもたちが手に取るように準備したものです。

 本を手に取った子どもたちは、①さあ~っとぱらぱらめくります。②自分が興味をもったページを見つけます。③姿をかえる食物について調べます。(例 牛乳 → チーズ、バター、ヨーグルトなど ④調べたことをノートにまとめます。

 雑多な情報の中から、必要な情報を取り出す力は、とっても重要です。

11月14日

5年生の宿泊訓練

 北山の美しい紅葉と、晴れ渡る秋空のもと、5年生の宿泊訓練は大成功でした。子どもたちの、いきいきとした笑顔が、全ての活動であふれていて、この5年生の優しさ、頼もしさを大いにに実感しました。

 あんまり素晴らしい5年生だったので、夜の「キャンドルの集い」で火の神様だった私は、思わず熱弁してしまいました。

わしは、山を降り、火を届けにきた、火の神である。
人間は、火を使う、ただ一つの生き物だ。

火は、遠い遠い昔から、人間に生きる喜びを与えてきた。

 もし、人間が火を知らなかったら、夜の闇を何をもって照らすのだろう。
 もし、人間が火を知らなかったら、寒さの夜をどうやってしのぐのだろう。
 もし、人間が火を知らなかったら、あたたかいスープをどうやってつくろう。

火の光と熱は、夜の闇を照らし、凍える冬を暖め、日々の食事を豊かにし、
そうやって火は、人間に生きる喜びと勇気を与え、人間は火に感謝し、火を大切にしてきたのだ。

 ところが、ところがじゃ。

いつのころからか、人間は、火を争いの道具として使いはじめた。
憎しみの炎は燃え広がり、戦争という恐ろしい悪魔にとりつかれてしまったのじゃ。
 
ああ、人間たちよ。
わしは、火を、人間から取り上げなくてはならないのか。

おや。おやおや。おお。おおおおお!

ここに集う子どもらのなんと清らかなこと。
わしは、もう一度、人間を信じようと思う。

 この火をともす子どもらが、火を正しく使うことを信じよう。
 この火をともす子どもらが、火を決して争いの道具に使わないことを信じよう。
 この火をともす子どもらが、火の光と熱で、西国分小学校を正しく導くことを信じよう。 

と、思わずアドリブで言った後、子どもたちに火を分け、子どもたちは中央のキャンドルツリーに点火しました。

11月10日

小数の量感

 先生が、1Lの牛乳を教室に持ち込んで、小数について教えています。

 生活の中で、小数を使う場面はたくさんあります。

 ・1.5Lのペットボトル ・くつのサイズ ・体温

 などなど。

共通していることは、「1」を10等分した「1つ分」ということ。

教科書の図を見て、先生の牛乳を見て、「なるほど」とうなずいた子どもたちでした。

10月28日

好き嫌いをなくそう!

 「野菜がきらい」「魚がきらい」「きのこがきらい」などなど。好き嫌いがある子は少なくありません。「野菜がきらい」だけど野菜を食べるには、どうしたらいいのでしょうか?

 この課題を解決するための2年生の授業です。

 解決方法その1は、「給食の先生に、元気な体をつくるために好き嫌いをしないことの大切さを話してもらう」です。給食の先生は、いろいろな食物が「体をつくる」「からだをまもる」「体を動かす」もとになることを、丁寧にお話してくださいました。野菜がきらいという子も、「野菜食べなくっちゃなあ・・・」という表情でお話を聞きました。

 解決方法その2は、「何かといっしょに食べる」「鼻をつまんで食べる」などの方法です。体のために食べなくちゃとは思っていても、いざ食べるとなると・・・。そこで、苦手な味や食感を少しでも和らげる方法をいくつか提示しました。

 2年生は、素直だなあ。授業の後は、「よし!やってみよう!」と意気揚々でした。

 今度、給食の時間に、実践できているかのぞいてみますね。


 

10月26日

コロナ禍の中での親子ふれあい活動

 今年のPTA親子ふれあい活動は、係の保護者の皆様の創意工夫あふれるイベントで、子どもたちの笑顔があふれています。1年生は、体育館で講師の先生といっしょに楽しいレクレーション。2年生は、ダンス教室のインストラクターの方といっしょに、体を楽しく動かしました。

 写真は、2年生の子どもたちの前で、ダンスを披露してくださっているところです。運動会のダンスとはちがい、とってもかっこいいダンスに、子どもたちの目はまんまるでした。

10月24日

積み木遊び、ブロック遊びをやってみよう!

 絵は、6年生の算数「体積」の問題。凸凹した形の面積(底面積)を求めることになります。さて、子どもたちは、どんな式を立てたのでしょうか。

 補助線を引いて、いくつかの長方形に分けて考えるのですが、意外と子どもは苦戦します。

 「方眼紙を使ったお絵かき」や「色板の敷き詰め」、「積み木遊び」「ブロック遊び」などが、子どもの図形への感覚を養います。 

10月14日

車いす体験

 車いすに乗って学校内を移動してみると、ほんのちょっとの段差が学校内のいたる所にあることが分かります。また、後ろから押してもらう際も、ちょっとした声かけがないと、こわかったりびっくりしたり・・・。4年生の総合の時間の学習です。体験しないと分からないことがあることを知ること、相手の立場にたって考えることなどを子どもたちは学んでいます。

10月13日

「迷うなあ・・・」は、いいんです。

写真は、道徳の授業の最初に先生が提示したアンケート結果です。

 右の写真は「きまりを守っていますか?」、左の写真は「友だちのまちがいを注意できていますか?」というもの。

 「きまりを守る」「友だちのまちがいを注意する」ことは、正しいことだけど、それができない自分がいる・・・。でも、それだと、みんなが気持ちよく生活できない・・・。

 そのジレンマに悩んだり、迷ったりする道徳。

 道徳の教材(読み物)の登場人物は、悩みながらも、道徳的に価値ある行動を起こします。その行動に共感し、子どもたちの心を耕していきたいものです。

10月13日

流れる水の働き

 5年生の理科「流れる水の働き」の学習です。

 砂場につくった砂山に、じょうろで水を流します。

 すると、水が砂山をけずります。そして、水は低いところに流れ着き、バーッと広がります。子どもにとっては、とても楽しい体験です。

 その様子を、学習用PCで撮影しておき、それを教室で見て、どんなところがけずれているか、どんなところが砂がたまっているかなど、「水の流れ方」と「けずる、積もる」関係を考えています。

 PCを使うと、何度も見返すことができるし、他の班の映像も参考にすることもできます。

 なるほど~、と思ったPCの使い方でした。

10月7日

ありがとうの絵

 児童会(文化委員会)からの提案で、「ありがとうの絵」の募集が始まりました。西の子放送で、全校児童に呼びかけ、今日から募集開始です。

 さっそく、応募箱の中には、いくつかの作品が入っていました。

 「ありがとう」って言いたい人、どんな人ですか?

 その人のことを思って、日頃は言えない「ありがとう」を絵にしてみましょう!

10月6日

気持ちを想像して音読しよう!

 国語の学習は、多くの学年で物語単元に入っていると思います。1年生は「くじらぐも」、2年生は「お手紙」の学習です。きっと、ご家庭でも、子どもたちの音読の声でにぎやかなことと思います。

 物語文は、人物の気持ちを想像しながら読むことが大切です。

 子どもたちの、ご家庭での音読はいかがでしょうか。

 くじらぐもの「おうい。」という台詞。「お手紙」の「ああ。」という台詞。

 短い台詞ですが、子どもたちは豊かに気持ちを想像して読んでいます。

10月1日

前半終了!

 澄み渡る青空の下、運動会を行うことができました。本当に、子どもたちはよくがんばったと思います。

 今日までの3週間、子どもたちは暑い中、一生懸命練習を重ねてきました。
運動会とは、1年に1度、学年で、ブロックで、集団となり、団結する大切な学校行事です。その中で、子どもたちは、ときに喜び、ときに苦しい思いをし、仲間づくりをしてきました。それは、子どもたちの成長にとって、とても大切なことだと思います。ぜひ、ねぎらいの言葉をご家庭でおかけくださいますようお願いいたします。

 友だちと共にがんばることって、最後はとっても気持ちがいい。この体験を、来週からの後半戦に生かしてほしいと願っています。

 来週からは、子どもたちは、落ち着いた学習モードに戻ります。筆箱やランドセルの中身を見ていただき、学習の構えづくりのご協力ください。

9月30日

いよいよ明日!

 今日の午後、6年生の子どもたちと先生たちで、運動会の準備をしました。明日の運動会を待つばかりです。

 特に、6年生にとっては、最後の運動会。過去2年間は、コロナ禍で、これまでの運動会の経験があまり無い中、下級生をリードすることができるかなあ・・・、と不安でした。が、そんな心配は無用でした。

 応援団とブロック長を中心に、ぐいぐいと下級生をリードし、特に、応援合戦は、ほんとに、スローガン「心をひとつに全力で挑戦する西の子」を体現していると思います。

9月29日

天気になあれ!

 いよいよ、あさってが運動会。

 高学年を中心にした応援合戦。それぞれの学年の演技。吹奏楽クラブの演奏。今週は、運動会一色の1週間でした。

 改めて、西国分小学校の子どもたちの1000人の力を感じます。

 一つの目標に向かって、集団が団結して活動すること。1年に1回の運動会の大きな意義です。

 さて、ある教室での話です。

 リレーの練習が終わり、教室でしょんぼりしている女の子。「どうしたの?」と声をかけました。「リレーでぬかれちゃったんです。みんなは、だいじょうぶだよって言ってくれるけど・・・。」と女の子。これもまた、集団競技のリレーの一面です。

 「だいじょうぶだよ。勝っても負けても、全力で走れば、みんな『がんばったね』って思うよ。」と言うと、周りの友だちも、しっかりその子をはげましていました。

 「苦手な子を支える」「苦手なこともがんばる」

 これも、運動会の大きな意義だなあ、と思いました。

9月28日

プレゼンをつくる!

 5年生の社会科の学習。学習用PCを使って、調べたことをまとめているところです。「必要な画像を切り取る」「大切なことを箇条書きにまとめる」「見出しをつける」などなどの技能は、今後の学習に大いに生きることでしょう。

 私たちが子どものことは、「調べたことを新聞にまとめる」などの学習がありました。それが、今は、プレゼン。学習用PCだと、友だちがつくったプレゼンを見合うことが手軽にでき、改めてPCの威力を感じました。

 

9月27日

なが~い話を短くまとめる

 ためしに、「桃太郎ってどんなお話かな?」と子どもに聞いてみましょう。最も簡単な答えは「桃太郎が、鬼退治をした話しだよ。」です。これ以上簡単にはできません。

 ところが、子どもは「昔、おじいさんとおばあさんがいてね。おじいさんは山へ・・・。」と最初から物語をなぞるように話したり、「きびだんごで犬、猿、キジをお供にする話だよ。」などと中心を外して話したりします。

 「最も大切なことをズバッと取り出すこと」は、なかなか教えるのが難しいんです。

 学校では、物語全体を俯瞰し場面ごとにどんな出来事が起こるか整理した上で、最も重要な出来事は何かを考える学習が重要になってきます。

 なが~い話を短くまとめる=要約orあらすじをまとめることは、読解力の基礎。お子様と絵本を読み聞かせしたときに、「どんなお話だった?」と聞いてみましょう。

9月22日

雨水はどこにいったの?

写真は、4年生の理科「雨水のゆくえ」の実験です。

校庭の水たまりの水は、いつのまにかなくなっています。水はどこにいったのでしょう?子どもたちは、「土にしみこんだ」「空気中に蒸発した」と予想します。写真は、「空気中に蒸発した」ことを確かめるための実験です。子どもたちは、水槽の水がいつのまにか減っていたり、洗濯物が乾いたりなどの生活経験から、雨水が空気の中に出ていく・・・ということはなんとなく予感しています。それを確かめるには、どんな実験が必要でしょうか。

このクラスの②班の子どもたちは、置いた時点での水の量にマジックで線を書き入れ、一方にラップをしています。数日後、コップの水は、ラップなしの方だけ水が減っています。ラップをした方は、減っていませんから、コップの水は空気の中に出ていったことが分かりますね。

よく見ると、ラップのふたには水滴がついています。この水滴はどこからきたのか考えてみましょう。

9月21日

暑さに負けず模型で学習

 3年生の理科の学習です。内容は、「太陽とかげの関係」についてです。

 子どもたちに、少しでも太陽とかげの関係を教えようと、先生の手作り模型の登場です。子どもたちは、模型の周りで興味津々。「太陽が東だとかげは西だね」「かげの長さがちがうよ」など、いろいろな発見をしながら、模型を眺めていました。

 運動会シーズンで、運動場に行って観察する時間が短くなりがちなこの時期、先生のビジュアルな模型がとてもいいなって思いました。


9月12日(月)

運動会に向けて

 写真は、運動会のリレーの練習の様子です。抜きつ抜かれつの大接戦。子どもたちの「がんばれ~!」の大声援が、運動場に響いていました。

 そこで、改めて、気づきました。

 「体育などの運動時は、マスクはしない」ので、密集状態の子どもたちは、応援はしてはならない・・・。しかし、子どもたちの大声援を止めることはできませんでした。今後の感染状況によっては、「応援なし」も検討しなくてはならないのかもしれません。

 そんな中でですが、6年生を中心に、どのブロックも運動会に向けて、「がんばろう」という気持ちが高まってきています。ご家庭でも、「今日どんな練習した?」と聞いてみてください。


9月2日

応援団の結団式

4~6年生の各クラスから選ばれた応援団の顔合わせ(結団式)が、昼休みの体育館で行われました。応援団の子どもたちが団結し、ブロックとクラスをまとめていく初日です。子どもたちにこんな話をしました。

「みなさんは、運動会のテントを知ってるでしょう。あのテントには、足が6本ありますよね。運動会のテントを立てるには、6人がそれぞれ足を持って、『せ~の』と言って立てます。どんなに力持ちの人がいても、一人では立てることはできません。団結=力を合わせないと運動会のテントは立ちません。団長だけがんばっても、応援団だけがんばっても、それは団結ではありません。ブロックのみんな、クラスのみんなが、『がんばろう』と思える応援をつくっていってくださいね。」

6年生にとっては、小学校最後の運動会。コロナ禍で、ここ数年、応援団の活動や応援合戦の規模縮小を行ってきました。今年は、できるだけ、子どもたちのやる気を引き出すために、感染防止対策をしながら「声を出す」応援合戦をつくっていきます。

 


8月31日(水)

長さを測ろう

 3年生が、算数「長さ」の学習で、事務室前の廊下の長さを測っていました。班のみんなで協力して、巻き尺を使って測っています。「〇〇さん、はしを合わせてね」「ピンと引っぱろう」など、子どもたちは協力し合いながら測っています。私は、心の中で「30mくらかな」と予想しながら、子どもたちに「何mくらいあると思う?」と問いかけました。すると、子どもたちは、「3m」「9m」「15m」と口々に答えてくれました。そして、実際測ってみると、「37m96cm」。「え~っ!」と子どもたちはびっくりしていました。

 「自分のくつのサイズ」「自分の身長」「25mプール」など、身近で分かりやすい物の長さは、子どもの長さの感覚の基準になります。それプラス、校舎1階の廊下は約35mくらい、という体感を得た、とてもいい学習でした。


8月29日(月)

リモート研修

 今日は、午前中授業で、午後は先生達の研修会でした。諏訪中校区(諏訪中学校、金丸小学校、日吉小学校、西国分小学校)の先生たちが、テーマごと、学年ごとに集まり、活発な意見交換をしました。
 コロナ禍ということで、4つの学校をChromebookでつなぎ、テレビの画面を見ての意見交流でした。集まることができないのはもどかしいのですが、できる工夫をしながら乗り切っていくしかない、と思っています。


8月26日(金)

1L は 何dL?

 2年生の算数の学習は、「かさ」です。子どもたちは、「dL(デシリットル)ます」と「L(リットル)ます」で、バケツやペットボトルの水を量ることを学びます。

500mLのペットボトルは、 1dL(100mL)が5はいでいっぱいになる。

 「1L=10dL」ということの理解をより確かにするには、水で遊ぶ体験がとても大切です。なぜなら、水の量の感覚(量感)は体験を通してしか身に付かないからです。

 「ペットボトルやコップに水を入れて遊ぶ」→「ペットボトルにコップで水を入れる」という遊びの体験が素地にあると、どれだけ水をいれたらあふれるか、あとどれくらい水が入るか体験でき、水の量の感覚(量感)が育ちます。これは、なかなか教室できません。計量カップ(2dL)や牛乳パック(1L)などを使ってご家庭で水遊びをご家庭でやってみてくださいね。


8月25日(木)

今日から2学期

 今日から2学期が始まりました。久しぶりに登校してきた子どもたちの顔はとてもおだやかで、どの教室でも落ち着いた雰囲気で先生の話を聞くことができました。始業式で、「2学期のめあて」について話しました。どの子も、今週中に、「2学期のめあて」を立てると思います。

 どんな「めあて」なのか、聞いてみてください。


8月18日(木)

ホームページをリニューアルしました

 暑い日が続いていますが、子どもたちは、いかがお過ごしでしょうか。学校では、来週から始まる2学期に向けて、着々と準備を進めています。その一つが、このホームページのリニューアルです。コロナ禍で「行事や参観の機会が減り、学校の様子がなかかか分からない」という声にお応えして、できるだけリアルタイムに、学校の様子をお届けできたら、と思っています。そのことが、学校と家庭の信頼関係を築く一助となればと願っています。


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