コロナ禍で「行事や参観の機会が減り、学校の様子がなかかか分からない」という声にお応えして、できるだけリアルタイムに、学校の様子をお届けできたら、という思いから「School Diary」を更新してきました。
思いの外多くの保護者の皆様が読んでくださっていて、学校の日常感を少しでもお伝えできれば・・・とがんばったつもりです。
教室は、35人の子どもたちが1人の先生といっしょに勉強をする場所です。先生は、毎日の授業を「どうやったら35人の子どもたちの興味・関心を高めながら教えることができるか」について本当に苦心しながら準備をしています。そのことが少しでも伝われば、と思っています。
終業式で、次のような話をしました。
おはようございます。
今日で2学期が終わります。たくさんの学習や行事が盛りだくさんで、みなさんのがんばっている姿をたくさん見ることができ、本当にがんばった2学期だったと思います。2学期を終えるにあたって、しめくくりのお話をします。
校長先生がとてもうれしかったお話です。
12月に入って、地域の人から、何回も「西国分小学校の子どもたちはすばらしいですねえ」という電話がかかってきています。その中から2つ紹介します。
一昨日、こんな電話がかかってきました。「以前と比べると学校の行き帰りに、あいさつをしっかりしてくれます。」校長先生はとてもうれしい気持ちになりました。これからも、先生や友だち、地域の人に、元気にあいさつしてくださいね。昨日かかってきた電話です。夕方、地域の人が、急に具合が悪くなって、道路で倒れてしまったそうです。そこにいた、西国分小学校の子どもが、「だいじょうぶですか」と声をかけ、助けをよんでくれ、本当に助かったという感謝の電話が学校にかかってきました。困っている人を助けること、心がやさしい証拠です。
12月に入り、地域の方から、このように、みんなのことをほめてくださる電話がかかるようになりました。本当にうれしいです。きっと、みなさんが、この2学期に大きく成長できたからだと思います。
次のお話です。この写真を見てください。
これは、サッカーワールドカップ、スペイン戦で三苫選手がラインぎりぎりでボールをけっている写真です。ほんとうにぎりぎり、あと1mmで、ラインから出てしまう、そんなぎりぎりまでボールを必死に追いかけて、そして追いつき、その結果日本チームの勝利につながったシーンです。三苫選手は、「この4年間の努力が、すべてこの1mmにつまっている」と言っています。この話を聞いて、校長先生は、「がんばることの大切さ」を改めて感じました。みなさんも、2学期が終わる今日、この4ヶ月のがんばりを振り返り、ここが伸びたな、ここが成長したなというということがあると思います。それは、この写真の1mmのように、よ~く見ないと、よ~く考えないと分からないことかもしれません。2学期にがんばったこと、2学期にのびたこと、2学期にできるようになったこと、どんな小さなことでもいいですよ。しっかり見つけてくださいね。
これで、校長先生のお話を終わります。次に会うのは、2023年、令和5年です。よいお年を迎えください。
このあと、生徒指導担当の先生のお話を聞き、終業式が終わりました。
続いて、教室での各担任の先生との時間です。どの教室でも、一人一人のがんばり、学級みんなでのがんばりの振り返りができていたようです。
私の「大そうじ」の受け持ち場所は、校長室と玄関前廊下です。6年生の子どもたちが担当です。
この日も、6年生はし~っかりがんばってくれました。おかげで、廊下も玄関もピカピカです。
学期に1度の「大そうじ」は、いつもはやらない所を磨いたり、ワックスがけをしたりなど、たっぷり時間をかけてきれいにします。私は、担当の6年生の手際がよいので、簡単な指示だけして、5年生と6年生の担当箇所を全て回りました。
そして、ほんとうに感心しました。
もくもくと「ひざをついてぞうきんがけ」をしている子。ほうきで「すみずみを掃い」ている子。日ごろはしないよごれがひどい所を整理整頓している子。
そんな子が本当にたくさんいて、学校がとてもきれいになりました。
ワールドカップなどで、日本人のサポーターがスタジアムをそうじしたり、選手がロッカールームの片づけをしたりなど、海外の賞賛を集めることがありますね。外国では、そうじは子どもはしないそうです。日本の学校の子どもは、毎日そうじをして、ときどき大そうじをします。「大そうじ」で、いきいきそうじをしている子どもたちを見て、このメンタリティーってますますこれから大切になるなあって思いました。
「野菜を食べる」ことって、健やかな体をつくるために、とっても大切なことです。また、子どものころの食生活は、これから長い人生の中で、その人の基盤となります。「野菜大好き!」という子もいますが、どちらかというと少数派ですね・・・。
にんじん、きのこ、ほうれんそうなど。
緑レンジャーの大切さ。バランスよく食べる大切さ。みんなで教えていきたいですね。
3年生の理科「太陽の光」の学習です。
先生が、理科室から、たくさんの鏡を持ってきて、子どもたちに1つずつ配っています。子どもたちは、校舎の日なたと日かげの境目で、日光を校舎に反射させて歓声をあげています。
さて、理科の実験が始まりました。
①鏡で日光を当てたところは、温度がどうなるのか?
②2枚、3枚と反射させた光を集中させると、温度はどうなるのか?
子どもたちは、友だちと協力して、日光を反射させ、光を集めていましたよ。
18:30。〇〇先生から、写真①「家庭科室の天井から雨漏りがしています。」とのお知らせ。真上の理科室に行ってみると、理科室の水道管のサビの部分から、ポタポタポタポタとかなりの水漏れを発見。数時間経過しているのか、あたりの床は水浸し。
とりあえず、床をそうじし、「困ったなあ・・・」と思っていると、先生たちは、あっという間に写真②のように、理科の実験道具の雨どいを使って応急処置をしてくれました。
まるでピタゴラスイッチのような応急処置が終わると、〇〇先生が、何を思いついたのか、理科室のメスシリンダーとストップウォッチを持ってきました。それを見た先生たちは「あ~ね。」私は???。
よーい、はじめ。1分間でどれくらいの水が漏れているかを量っているようです。次に、水を貯めておく衣装ケースのサイズを調べて、「これ、算数でやろう! 楽しみ~♪」と話が盛り上がり始めました。
問題 理科室の水道管から1分間に200mLの水が漏れています。(実話)先生たちは午後7時に応急処置をしました。この衣装ケースが水でいっぱいになりあふれ始めるのは、何時ごろでしょうか?
学校の施設って、みんなの物だから、水漏れすると理科の実験ができないし、家庭科室も使えなくなります。カギが壊れた、トイレがつまった、窓が閉まらない、板が割れている、などなどなど。そのたびに応急処置をしています。こうやって、楽しみながらの応急処置もいいなあ、と思いました。
追:市役所から、遅い時間にもかかわらず、すぐに駆けつけて修理してくださいました。ありがとうございました。
青森県のりんご農家の皆さんから、全児童にりんごのプレゼント。
「青森のりんごをいつも食べてくださってありがとう」という思いがこもったりんごです。りんご箱が25箱届き、仮置き場の視聴覚室は、フルーティーなりんごの香りいっぱいでした。
金曜日までのどこかで、持ち帰ります。生産者の方の思いに感謝しながら食べてくださいね。
食塩をビーカーに入れ、水を注ぎ、かき混ぜます。
食塩は見えなくなります。これを「とける」と言います。
さらに、ビーカーに食塩を入れます。
すると、どこかで、とけきれず、ビーカーの底に食塩が残ります。
そこで、先生が、「とけ残った食塩を、全てとかすにはどうしたらいいでしょう。」ということで、おもむろに、お湯が入ったカップを子どもたちにわたしました。
湯であたためると、食塩は全てとけました。
「食塩は、あたためると、とける量が増える」ことが分かりました。
では、他の物はどうでしょう。砂糖は? ホウ酸は? ミョウバンは?
5年生の理科。実験結果から、分かったことと次の実験の課題が出てきていますね。Good!
先日、アフリカのナイロビ日本人学校で勤める先生とお話する機会がありました。そして、日本の子どもたちに「物の大切さ」を教えることの難しさを感じました。
写真は、本校の「落とし物置き場」です。ハンカチから上着まで、いろいろな落とし物が山積みです。
鉛筆一本、消しゴム一個、みんなが持ち物には「おうちの人の願いがこもってるんだよ。」と話し、自分の物も、友だちの物も大切にする心を育てたいと思います。
学校では、「くつをそろえる」が12月のめあてです。ぜひ、ご家庭でも、帰宅したら「くつをそろえる」を実践してください。すると、学校でも家でも「くつをそろえようね」と、効果2倍!になると思います。
思春期にさしかかった6年生の子どもたちと、保護者に、熊丸みつ子先生の講演会が行われました。
「ぼくは(わたしは)・・・。」という意識が強くなる子どもたち。
一方で、「だいじょうぶかな」と不安が募る保護者。
子どもが小さい頃はなかった、親子の気持ちのすれちがい・・・。 でも、それは、成長の証です。「順調よ!」という先生の言葉に、子どもも大人も、心があたたかくなりました。
60分の講話が、あっという間でした。笑いあり、涙あり。
企画をしてくださった、PTA6学年委員の皆様、ありがとうございました。
※子どもの感想※
・自分は「3億分の1」の大切な命ということが分かり、自分の命が大切に思えました。
・「人は、もらったものしか出せない」という言葉が心に残りました。今日は、父に大きな声で「おかえり」と言いたいです。
・「自分はだめだ」と思うことが何度かありました。でも、今日の話を聞いて、お母さんが命をかけて産んでくれたこと、奇跡だということを知り、とても感動しました。
子どもと保護者の感想、全て読みました。改めて、心に響くお話だったことがよく分かりました。
先生が、おもむろに、「今日は、みそ汁の飲み比べをします。」と子どもたちに告げ、全員にA,B,Cの3つのコップを配りました。中には、なんとみそ汁が。
「どのみそ汁がおいしいでしょう?」
子どもたちは、興味津々。
出汁が「ある」「なし」と、そのちがいについて、子どもたちは一生懸命考えていました!
図工室が賑わっています。版画を刷る学年が多いからです。
図工の時間は、子どもたちは大好きです。
私は、子どもの頃、図工が苦手でした。かなり不器用で絵を描くとグシャッってなるし、版画も細かい作業が苦手だし・・・。
でも、今の図工はちがいます。
一人一人の表したい感じを大切にするからです。
「上手」「下手」ではなく、表したいことが「ある」「ない」が大切。
今の図工なら、私も好きになれたと思います。
19日(土)の校区文化祭には、6年生が、お菓子店とゲームコーナーを出店しました。文化祭に来られた地域の方々に喜んでもらおうと、朝から蒸しケーキやクッキーを作って販売したり、手作り射的やボーリングなどで楽しんでもらったり、実に手際よく活動しました。このほかにも、4年生の絵手紙や、文化委員会の子どもたちが募集した「ありがとうの絵はがき」などが展示されました。子ども達は地域の方からお褒めの言葉をいただき、達成感を味わうことができました。これからも、地域行事に参加する活動を通して、たくさんの地域の皆さんとの出会い、地域への愛着を深めてくれたらと思います。
3年生の教室の横の廊下に、期間限定の移動式本棚が登場しました。
これは、国語「すがたを変える大豆」の学習で学んだことを生かして、大豆のほかにも「姿を変える食物」について調べてみようということで、子どもたちが手に取るように準備したものです。
本を手に取った子どもたちは、①さあ~っとぱらぱらめくります。②自分が興味をもったページを見つけます。③姿をかえる食物について調べます。(例 牛乳 → チーズ、バター、ヨーグルトなど ④調べたことをノートにまとめます。
雑多な情報の中から、必要な情報を取り出す力は、とっても重要です。
北山の美しい紅葉と、晴れ渡る秋空のもと、5年生の宿泊訓練は大成功でした。子どもたちの、いきいきとした笑顔が、全ての活動であふれていて、この5年生の優しさ、頼もしさを大いにに実感しました。
あんまり素晴らしい5年生だったので、夜の「キャンドルの集い」で火の神様だった私は、思わず熱弁してしまいました。
わしは、山を降り、火を届けにきた、火の神である。
人間は、火を使う、ただ一つの生き物だ。
火は、遠い遠い昔から、人間に生きる喜びを与えてきた。
もし、人間が火を知らなかったら、夜の闇を何をもって照らすのだろう。
もし、人間が火を知らなかったら、寒さの夜をどうやってしのぐのだろう。
もし、人間が火を知らなかったら、あたたかいスープをどうやってつくろう。
火の光と熱は、夜の闇を照らし、凍える冬を暖め、日々の食事を豊かにし、
そうやって火は、人間に生きる喜びと勇気を与え、人間は火に感謝し、火を大切にしてきたのだ。
ところが、ところがじゃ。
いつのころからか、人間は、火を争いの道具として使いはじめた。
憎しみの炎は燃え広がり、戦争という恐ろしい悪魔にとりつかれてしまったのじゃ。
ああ、人間たちよ。
わしは、火を、人間から取り上げなくてはならないのか。
おや。おやおや。おお。おおおおお!
ここに集う子どもらのなんと清らかなこと。
わしは、もう一度、人間を信じようと思う。
この火をともす子どもらが、火を正しく使うことを信じよう。
この火をともす子どもらが、火を決して争いの道具に使わないことを信じよう。
この火をともす子どもらが、火の光と熱で、西国分小学校を正しく導くことを信じよう。
と、思わずアドリブで言った後、子どもたちに火を分け、子どもたちは中央のキャンドルツリーに点火しました。
先生が、1Lの牛乳を教室に持ち込んで、小数について教えています。
生活の中で、小数を使う場面はたくさんあります。
・1.5Lのペットボトル ・くつのサイズ ・体温
などなど。
共通していることは、「1」を10等分した「1つ分」ということ。
教科書の図を見て、先生の牛乳を見て、「なるほど」とうなずいた子どもたちでした。
「野菜がきらい」「魚がきらい」「きのこがきらい」などなど。好き嫌いがある子は少なくありません。「野菜がきらい」だけど野菜を食べるには、どうしたらいいのでしょうか?
この課題を解決するための2年生の授業です。
解決方法その1は、「給食の先生に、元気な体をつくるために好き嫌いをしないことの大切さを話してもらう」です。給食の先生は、いろいろな食物が「体をつくる」「からだをまもる」「体を動かす」もとになることを、丁寧にお話してくださいました。野菜がきらいという子も、「野菜食べなくっちゃなあ・・・」という表情でお話を聞きました。
解決方法その2は、「何かといっしょに食べる」「鼻をつまんで食べる」などの方法です。体のために食べなくちゃとは思っていても、いざ食べるとなると・・・。そこで、苦手な味や食感を少しでも和らげる方法をいくつか提示しました。
2年生は、素直だなあ。授業の後は、「よし!やってみよう!」と意気揚々でした。
今度、給食の時間に、実践できているかのぞいてみますね。
今年のPTA親子ふれあい活動は、係の保護者の皆様の創意工夫あふれるイベントで、子どもたちの笑顔があふれています。1年生は、体育館で講師の先生といっしょに楽しいレクレーション。2年生は、ダンス教室のインストラクターの方といっしょに、体を楽しく動かしました。
写真は、2年生の子どもたちの前で、ダンスを披露してくださっているところです。運動会のダンスとはちがい、とってもかっこいいダンスに、子どもたちの目はまんまるでした。
絵は、6年生の算数「体積」の問題。凸凹した形の面積(底面積)を求めることになります。さて、子どもたちは、どんな式を立てたのでしょうか。
補助線を引いて、いくつかの長方形に分けて考えるのですが、意外と子どもは苦戦します。
「方眼紙を使ったお絵かき」や「色板の敷き詰め」、「積み木遊び」「ブロック遊び」などが、子どもの図形への感覚を養います。
車いすに乗って学校内を移動してみると、ほんのちょっとの段差が学校内のいたる所にあることが分かります。また、後ろから押してもらう際も、ちょっとした声かけがないと、こわかったりびっくりしたり・・・。4年生の総合の時間の学習です。体験しないと分からないことがあることを知ること、相手の立場にたって考えることなどを子どもたちは学んでいます。
写真は、道徳の授業の最初に先生が提示したアンケート結果です。
右の写真は「きまりを守っていますか?」、左の写真は「友だちのまちがいを注意できていますか?」というもの。
「きまりを守る」「友だちのまちがいを注意する」ことは、正しいことだけど、それができない自分がいる・・・。でも、それだと、みんなが気持ちよく生活できない・・・。
そのジレンマに悩んだり、迷ったりする道徳。
道徳の教材(読み物)の登場人物は、悩みながらも、道徳的に価値ある行動を起こします。その行動に共感し、子どもたちの心を耕していきたいものです。
5年生の理科「流れる水の働き」の学習です。
砂場につくった砂山に、じょうろで水を流します。
すると、水が砂山をけずります。そして、水は低いところに流れ着き、バーッと広がります。子どもにとっては、とても楽しい体験です。
その様子を、学習用PCで撮影しておき、それを教室で見て、どんなところがけずれているか、どんなところが砂がたまっているかなど、「水の流れ方」と「けずる、積もる」関係を考えています。
PCを使うと、何度も見返すことができるし、他の班の映像も参考にすることもできます。
なるほど~、と思ったPCの使い方でした。
児童会(文化委員会)からの提案で、「ありがとうの絵」の募集が始まりました。西の子放送で、全校児童に呼びかけ、今日から募集開始です。
さっそく、応募箱の中には、いくつかの作品が入っていました。
「ありがとう」って言いたい人、どんな人ですか?
その人のことを思って、日頃は言えない「ありがとう」を絵にしてみましょう!
国語の学習は、多くの学年で物語単元に入っていると思います。1年生は「くじらぐも」、2年生は「お手紙」の学習です。きっと、ご家庭でも、子どもたちの音読の声でにぎやかなことと思います。
物語文は、人物の気持ちを想像しながら読むことが大切です。
子どもたちの、ご家庭での音読はいかがでしょうか。
くじらぐもの「おうい。」という台詞。「お手紙」の「ああ。」という台詞。
短い台詞ですが、子どもたちは豊かに気持ちを想像して読んでいます。
澄み渡る青空の下、運動会を行うことができました。本当に、子どもたちはよくがんばったと思います。
今日までの3週間、子どもたちは暑い中、一生懸命練習を重ねてきました。
運動会とは、1年に1度、学年で、ブロックで、集団となり、団結する大切な学校行事です。その中で、子どもたちは、ときに喜び、ときに苦しい思いをし、仲間づくりをしてきました。それは、子どもたちの成長にとって、とても大切なことだと思います。ぜひ、ねぎらいの言葉をご家庭でおかけくださいますようお願いいたします。
友だちと共にがんばることって、最後はとっても気持ちがいい。この体験を、来週からの後半戦に生かしてほしいと願っています。
来週からは、子どもたちは、落ち着いた学習モードに戻ります。筆箱やランドセルの中身を見ていただき、学習の構えづくりのご協力ください。
今日の午後、6年生の子どもたちと先生たちで、運動会の準備をしました。明日の運動会を待つばかりです。
特に、6年生にとっては、最後の運動会。過去2年間は、コロナ禍で、これまでの運動会の経験があまり無い中、下級生をリードすることができるかなあ・・・、と不安でした。が、そんな心配は無用でした。
応援団とブロック長を中心に、ぐいぐいと下級生をリードし、特に、応援合戦は、ほんとに、スローガン「心をひとつに全力で挑戦する西の子」を体現していると思います。
いよいよ、あさってが運動会。
高学年を中心にした応援合戦。それぞれの学年の演技。吹奏楽クラブの演奏。今週は、運動会一色の1週間でした。
改めて、西国分小学校の子どもたちの1000人の力を感じます。
一つの目標に向かって、集団が団結して活動すること。1年に1回の運動会の大きな意義です。
さて、ある教室での話です。
リレーの練習が終わり、教室でしょんぼりしている女の子。「どうしたの?」と声をかけました。「リレーでぬかれちゃったんです。みんなは、だいじょうぶだよって言ってくれるけど・・・。」と女の子。これもまた、集団競技のリレーの一面です。
「だいじょうぶだよ。勝っても負けても、全力で走れば、みんな『がんばったね』って思うよ。」と言うと、周りの友だちも、しっかりその子をはげましていました。
「苦手な子を支える」「苦手なこともがんばる」
これも、運動会の大きな意義だなあ、と思いました。
5年生の社会科の学習。学習用PCを使って、調べたことをまとめているところです。「必要な画像を切り取る」「大切なことを箇条書きにまとめる」「見出しをつける」などなどの技能は、今後の学習に大いに生きることでしょう。
私たちが子どものことは、「調べたことを新聞にまとめる」などの学習がありました。それが、今は、プレゼン。学習用PCだと、友だちがつくったプレゼンを見合うことが手軽にでき、改めてPCの威力を感じました。
ためしに、「桃太郎ってどんなお話かな?」と子どもに聞いてみましょう。最も簡単な答えは「桃太郎が、鬼退治をした話しだよ。」です。これ以上簡単にはできません。
ところが、子どもは「昔、おじいさんとおばあさんがいてね。おじいさんは山へ・・・。」と最初から物語をなぞるように話したり、「きびだんごで犬、猿、キジをお供にする話だよ。」などと中心を外して話したりします。
「最も大切なことをズバッと取り出すこと」は、なかなか教えるのが難しいんです。
学校では、物語全体を俯瞰し場面ごとにどんな出来事が起こるか整理した上で、最も重要な出来事は何かを考える学習が重要になってきます。
なが~い話を短くまとめる=要約orあらすじをまとめることは、読解力の基礎。お子様と絵本を読み聞かせしたときに、「どんなお話だった?」と聞いてみましょう。
写真は、4年生の理科「雨水のゆくえ」の実験です。
校庭の水たまりの水は、いつのまにかなくなっています。水はどこにいったのでしょう?子どもたちは、「土にしみこんだ」「空気中に蒸発した」と予想します。写真は、「空気中に蒸発した」ことを確かめるための実験です。子どもたちは、水槽の水がいつのまにか減っていたり、洗濯物が乾いたりなどの生活経験から、雨水が空気の中に出ていく・・・ということはなんとなく予感しています。それを確かめるには、どんな実験が必要でしょうか。
このクラスの②班の子どもたちは、置いた時点での水の量にマジックで線を書き入れ、一方にラップをしています。数日後、コップの水は、ラップなしの方だけ水が減っています。ラップをした方は、減っていませんから、コップの水は空気の中に出ていったことが分かりますね。
よく見ると、ラップのふたには水滴がついています。この水滴はどこからきたのか考えてみましょう。
3年生の理科の学習です。内容は、「太陽とかげの関係」についてです。
子どもたちに、少しでも太陽とかげの関係を教えようと、先生の手作り模型の登場です。子どもたちは、模型の周りで興味津々。「太陽が東だとかげは西だね」「かげの長さがちがうよ」など、いろいろな発見をしながら、模型を眺めていました。
運動会シーズンで、運動場に行って観察する時間が短くなりがちなこの時期、先生のビジュアルな模型がとてもいいなって思いました。
写真は、運動会のリレーの練習の様子です。抜きつ抜かれつの大接戦。子どもたちの「がんばれ~!」の大声援が、運動場に響いていました。
そこで、改めて、気づきました。
「体育などの運動時は、マスクはしない」ので、密集状態の子どもたちは、応援はしてはならない・・・。しかし、子どもたちの大声援を止めることはできませんでした。今後の感染状況によっては、「応援なし」も検討しなくてはならないのかもしれません。
そんな中でですが、6年生を中心に、どのブロックも運動会に向けて、「がんばろう」という気持ちが高まってきています。ご家庭でも、「今日どんな練習した?」と聞いてみてください。
4~6年生の各クラスから選ばれた応援団の顔合わせ(結団式)が、昼休みの体育館で行われました。応援団の子どもたちが団結し、ブロックとクラスをまとめていく初日です。子どもたちにこんな話をしました。
「みなさんは、運動会のテントを知ってるでしょう。あのテントには、足が6本ありますよね。運動会のテントを立てるには、6人がそれぞれ足を持って、『せ~の』と言って立てます。どんなに力持ちの人がいても、一人では立てることはできません。団結=力を合わせないと運動会のテントは立ちません。団長だけがんばっても、応援団だけがんばっても、それは団結ではありません。ブロックのみんな、クラスのみんなが、『がんばろう』と思える応援をつくっていってくださいね。」
6年生にとっては、小学校最後の運動会。コロナ禍で、ここ数年、応援団の活動や応援合戦の規模縮小を行ってきました。今年は、できるだけ、子どもたちのやる気を引き出すために、感染防止対策をしながら「声を出す」応援合戦をつくっていきます。
3年生が、算数「長さ」の学習で、事務室前の廊下の長さを測っていました。班のみんなで協力して、巻き尺を使って測っています。「〇〇さん、はしを合わせてね」「ピンと引っぱろう」など、子どもたちは協力し合いながら測っています。私は、心の中で「30mくらかな」と予想しながら、子どもたちに「何mくらいあると思う?」と問いかけました。すると、子どもたちは、「3m」「9m」「15m」と口々に答えてくれました。そして、実際測ってみると、「37m96cm」。「え~っ!」と子どもたちはびっくりしていました。
「自分のくつのサイズ」「自分の身長」「25mプール」など、身近で分かりやすい物の長さは、子どもの長さの感覚の基準になります。それプラス、校舎1階の廊下は約35mくらい、という体感を得た、とてもいい学習でした。
今日は、午前中授業で、午後は先生達の研修会でした。諏訪中校区(諏訪中学校、金丸小学校、日吉小学校、西国分小学校)の先生たちが、テーマごと、学年ごとに集まり、活発な意見交換をしました。
コロナ禍ということで、4つの学校をChromebookでつなぎ、テレビの画面を見ての意見交流でした。集まることができないのはもどかしいのですが、できる工夫をしながら乗り切っていくしかない、と思っています。
2年生の算数の学習は、「かさ」です。子どもたちは、「dL(デシリットル)ます」と「L(リットル)ます」で、バケツやペットボトルの水を量ることを学びます。
500mLのペットボトルは、 1dL(100mL)が5はいでいっぱいになる。
「1L=10dL」ということの理解をより確かにするには、水で遊ぶ体験がとても大切です。なぜなら、水の量の感覚(量感)は体験を通してしか身に付かないからです。
「ペットボトルやコップに水を入れて遊ぶ」→「ペットボトルにコップで水を入れる」という遊びの体験が素地にあると、どれだけ水をいれたらあふれるか、あとどれくらい水が入るか体験でき、水の量の感覚(量感)が育ちます。これは、なかなか教室できません。計量カップ(2dL)や牛乳パック(1L)などを使ってご家庭で水遊びをご家庭でやってみてくださいね。
今日から2学期が始まりました。久しぶりに登校してきた子どもたちの顔はとてもおだやかで、どの教室でも落ち着いた雰囲気で先生の話を聞くことができました。始業式で、「2学期のめあて」について話しました。どの子も、今週中に、「2学期のめあて」を立てると思います。
どんな「めあて」なのか、聞いてみてください。
暑い日が続いていますが、子どもたちは、いかがお過ごしでしょうか。学校では、来週から始まる2学期に向けて、着々と準備を進めています。その一つが、このホームページのリニューアルです。コロナ禍で「行事や参観の機会が減り、学校の様子がなかかか分からない」という声にお応えして、できるだけリアルタイムに、学校の様子をお届けできたら、と思っています。そのことが、学校と家庭の信頼関係を築く一助となればと願っています。